遺贈の活用事例
「障害者の暮らしを支えるアクセシビリティ技術普及プロジェクト」

事業内容
意思疎通が難しい障害者のコミュニケーションには支援が不可欠ですが、時には支援が行き届かず孤立が深まることもあります。
そこで、障害者福祉の向上を希望されていた遺贈を原資に、わずかな動作で周囲のものを操作して意思表示できるアクセシビリティ技術を活用することで障害者の暮らし改善を目指します。
これまでに全国10か所にモデルルームを開き、障害者や家族、支援者らが実際にアクセシビリティ機器を体験できるようにしました。15人に機器の貸し出しを行い、生活の質向上を評価するための指標作りも進めています。
また、機器の導入と利用のサポートをする人材を育成する研修プログラムをオンラインで開催。導入事例集の作成や講演会開催を通じて、アクセシビリティ機器の普及を図っていきます。