遺贈の活用事例
「笹川ハンセン病イニシアチブ・ヤングスカラー基金の設置(国際ワークショップ)」

事業内容
ハンセン病のない世界を実現するため、WHOハンセン病制圧大使、笹川保健財団、日本財団が連携して国際的に様々な事業を展開するのが笹川ハンセン病イニシアチブです。今回の基金設立は、ご自身もハンセン病のため国立療養所で暮らしていた方が、日本財団に託した遺志に応えて設置しました。
ハンセン病当事者コミュニティの若手育成を目的に、基金をもとにインドやブラジル、エチオピアなどで国際ワークショップを開催します。当事者団体のリーダー層は各国とも長年固定化し、次世代の育成や知識の継承が進んでいないのが現状です。ワークショップによって若手メンバーに学びと国際交流の機会を提供します。