遺贈の活用事例
「孤立・困窮する若年女性に対する相談対応及び居場所支援」

事業内容
社会的孤立を背景に、虐待や性被害に遭っても支援窓口に足を運べない中高生ら若い女性がいます。そんな女性たちを支えるため、日本の子どもの
未来のためにと願った遺贈を活かしました。4つの活動が柱です。①SNSなどで寄せられる緊急相談に対応し、時には同行支援や生活支援もしています。同時に、性売買から抜け出したい女性向け支援窓口を積極的に周知。②東京・新宿で定期的に相談スペースを開いて相談と支援物資の提供を実施しており、年200人ほどが利用しています。③相談を受ける人材の育成のため、専門支援員養成講座を開講。④若い女性が直面する課題や困難を整理し、官民連携のあり方などを調査研究して報告書にまとめます。結果をもとにシンポジウムを開き、現状と課題を社会で共有していきます。