遺贈の活用事例

海外の教育施設の支援カンボジアの学校の体育館(屋根付運動施設)建設事業

カンボジアの学校の体育館(屋根付運動施設)建設事業

夢の奨学金事業との連携で遺言者の「思い」を確実に届けました。

 カンボジアでは、これまで小中学校において子どもたちの身体の健全な発達を促すための設備:体育館、運動場、校庭などが十分ではありませんでした。また家畜が学校敷地内に出入りし、一年間のうち約半年を占める雨季の影響で土地は平らでないため、子どもが運動できる環境は著しく限られているというのが実情でした。そこで、日本財団では現地の支援団体と事業を検討し、カンボジア西部のコッコン州において日本財団の夢の奨学金事業の元奨学生が校長として勤務する学校から2校を選定し、雨や強い日光にもさらされずに運動のできる屋根付体育館を建設するプロジェクトを立ち上げました。現地では、この体育館を切望し補強工事に必要な資金を募金するなど建設のために、プロジェクトが意欲的に推進されています。

 活用させていただいた遺贈寄付は、「日本よりも厳しい状況にある海外の方々の役に立ててもらいたい。日本財団でその時に一番大切なことに使ってほしい」と遺言書に書かれた故Y様からのものでした。遺言執行時、ご遺族から「日本財団で使ってくれるなら安心だ」というありがたいお言葉もいただきました。そのお気持ちを受けて、完成した体育館にはSupported by Ms. Yamadaとお名前を記すことにいたしました。故Y様の思いは、カンボジアの子どもたちに長く語り継がれることでしょう。これからの子どもたちの健全な環境での成長が楽しみです。

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