遺贈の活用事例
看護師・介護士対象の ユマニチュード・ケア技術研修
看護師・介護士を対象としたユマニチュード・ケア 技術研修を実施するための支援をいたしました。
認知機能が低下した人への効果的なコミュニケーション・ケアの技法に、フランス生まれの「ユマニチュード」があります。ケアする相手に対し「あなたを大切に思っている」とわかるように伝えるために「見る」「話す」「触れる」「立つ」を「ケアの4つの柱」とし、ケアを一つの物語のように一連の手順で完成させる「ケアの5つのステップ」で構成されます。
(一社)日本ユマニチュード学会が看護師・介護士等に実施した技術研修会の開催費用に小檜山公一様、杉本浩三様の遺贈寄付を活用させていただきました。研修会では開発者のイヴ・ジネストさんから直接指導を受け様々な技法を学びました。日本財団はこうした機会を支援することで、現場での実践力の向上、質の高い看護師・介護士の要請に繋がることを願っています。