遺贈の活用事例
能登半島地震における水循環型シャワーの配備事業
2024年1月1日に発生した能登半島地震の被災地に 水循環型シャワーを配備する事業への支援をいたしました。
能登半島地震では上下水道が大きな被害を受けました。長期にわたる避難生活を少しでも快適に過ごしてもらうために、また感染症予防の観点からもシャワーが不可欠です。そこで日本財団はWOTA株式会社と連携し、排水を再生して循環利用できる安心・安全なポータブル水循環型シャワーシステムなどを被災地に届けました。
支援物資をトラックごと輸送し港から直接避難所へ搬送することが可能なRORO船を利用した海上輸送による支援を発災後約1か月にわたり実施し、能登半島全域においてシャワーシステム100台、手洗いスタンド200台まで拡大しました。このうち25台のシャワーシステムとメンテナンス費用を、日本財団に使い道を一任いただいていた6人の方からの遺贈寄付を活用させていただきました。