遺贈の活用事例
高齢者のための 「もうひとつの家」の整備
高齢者のための「もうひとつの家」の整備事業への 支援を決定いたしました。
日本財団は、高齢者が住み慣れた地域で最期まで暮らせるように支え、看取りまで対応する社会の実現を目指して「もうひとつの家プロジェクト」を2021年度から開始しています。今年度は、長崎県島原市の(一社)まざーりーふあいらぼが市内に開業する「みんなのいえ あんだんて」の整備事業を支援しています。
「もうひとつの家」は地域との関わりを保ちつつ、入居者の尊厳ある生活を保障することを重視した「住まい」で、訪問介護や訪問診療などと連携しながら、入居者が望めば最期まで暮らせる場です。「あんだんて」は築61年の木造平屋建ての民家を借りて改築します。この整備費と初年度の運営費6か月分を遺贈寄付で支援します。誰もが必ず死を迎えます。だからこそ、誰もが少しでも安心して最後を迎えられる、そんな社会を目指したいと考えています。