遺贈の活用事例
ホームホスピスの建設
その方らしく生き、逝くための ホームホスピスの建設と整備を支援いたします。
最期まで住み慣れた地域・自宅で過ごしたい。でも、自宅では家族の負担が重かったり、一人暮らしでは不安が募ったりで難しいーー。そこで、普通の民家で看護師や介護職員らと一緒に擬似家族のように最期まで暮らす「ホームホスピス®」は、「在宅ホスピス」のモデルの一つだと日本財団は考え、普及・整備を支援しています。
NPO法人太陽が大分県宇佐市で運営するホームホスピス「おけたん宇佐」(定員5人)は「我が家のような温もりの中でその方がその方らしく生き、逝くためのお手伝いをします」と掲げています。地域でのニーズは高く、入居希望者が定員を超える状況が続いています。そこで2か所目の拠点を開設することになり、整備費を日本財団が支援しました。定員は計10人に増え、 2024年2月頃には新たな入居者を迎え入れます。
支援には小檜山公一様からの遺贈寄付を活用させていただきました。小檜山様は自身の病気の治療で、ホスピスでの看護師の仕事ぶりに心を動かされ、またお母様の介護を通して、ヘルパーたちの業務の重要性も強く感じておられ、財産をホスピスナースやヘルパーのために活用してほしいと願っていらっしゃいました。
(®一般社団法人全国ホームホスピス協会)