遺贈の活用事例

家でもない学校でもない「第三の居場所」埼玉県さいたま市における子ども第三の居場所整備

埼玉県さいたま市における子ども第三の居場所整備

子どもたちに、遊び場、学び場、生活の保障を

 「普通の家のカタチとなんか違う?」「壁に絵を描きたい!」「屋上とつなげて朝顔カーテンつくりたい」――。子どもたちが楽し気に声を上げるのは、外面が赤や黄、青などカラフルに塗られたコンテナを組み合わせてつくった「子ども第三の居場所みぬま拠点」。通称「あそぼっくすみぬま」です。さいたま市見沼区地域の子どもたちのために、家でも学校でもない「第三の居場所」として20212月にオープンしました。
 運営しているのは、さいたま市を中心に学習支援や居場所づくり、就職支援などをしているNPO法人「さいたまユースサポートネット」です。日本財団が整備費を助成しました。いま日本財団は「子どもの貧困対策プロジェクト」の一環として、全国に100カ所の「第三の居場所」を開く事業を進めています。ここはその一つです。貧困世帯が比較的多く、小学校が3つある地域ということで、事業の趣旨に合致すると判断しました。なお、この拠点は遺贈寄付を原資としてつくられた初めての施設となります。水野久榮様と伊波玲様からの遺贈と、川島修一様ご遺族からの寄付を活用しました。
 建物の面積は約120平米、敷地は980平米。コンテナの中は木で空間をつくって温かみがあります。どの部屋からも直にオープンスペースに出ることができます。オープンスペースからは庭に向かう奥行き3mのウッドデッキが広がり、コンテナの屋上テラスにも上がれます。
 小学1年生から3年生までの児童を対象に、放課後の遊びや学び、生活を保障しながら自立する力を育てていくための場ですが、「閉じた」場ではありません。小さな子連れの親が遊びに来たり、お年寄りが散歩の途中に立ち寄っておしゃべりしたりもできます。ウッドデッキは、地域に開かれた「縁側」なのです。
 庭の菜園スペースでは子どもたちが種をまき、育て、収穫し、調理して食べる体験をします。同時に、地域の人たちとの交流イベントも企画しています。これから、この空間を子どもたち自身が活用し、さまざまな体験や創造をしていく。そんな未来が楽しみです。
 子どもたちの明るい未来を願って遺産を託してくださった方たちの「思い」が子どもたちにも伝わるような工夫をしていきたい。運営団体はそんなことも考えています。

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