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こんにちは。日本財団遺贈寄付サポートセンターの木下です。

11月13日、大阪のCIVI北梅田研修センターで行われた、全国コミュニティ財団協会主催、全国レガシーギフト協会共催の遺贈寄付に関する士業向け研修に参加しました。

法務編に参加しましたが、先日の首都圏団体向け同様に、わかりやすい言葉を選んで説明されたように感じられました。樽本先生も齋藤先生も、実践的な立場で遺贈を寄付者から団体に繋ぐ場合、遺贈を受け入れる場合の注意点を、懇切丁寧にお話しくださいました。遺贈寄付は寄付の分野でも新しいジャンルでありますが、寄付文化の情勢に遅れている日本においても、注目されつつあるところです。そのためにも、この講義を受けて、いかに実践に活かし、寄付者の思いをつないで、安全に確実に遺贈に繋げていくか、講義を受けながらそのことに思いをめぐらせました。
法務編に先立ち、2017年末に逝去された故有園博子様のご遺志を受け、公益財団法人ひょうごコミュニティ財団が寄付金に冠をつけて設立した「有園博子基金」のご紹介がありました。2017年12月、亡くなる3日前にひょうごコミュニティ財団の実吉威氏が病室に呼ばれて、有園様ご自身から遺産の活用について篤い思いを聞かれたとのこと。有園様は生前、臨床心理士、精神保健福祉士として、DVや性暴力、犯罪の被害者、虐待された子ども、事故の被害者など、深い傷を負った人や大変な境遇の人たちの支援を現場に入って取り組んでいらっしゃいました。また、兵庫教育大学で教鞭を執られ、研究と後進の育成にも携わられていました。有園様の思いを受けて、ひょうごコミュニティ財団では、たびたび検討会が開かれ、基金の活用のプログラムを構築されました。そして、兵庫県内の被害者支援の活動の支援と支援者の人材育成のために6~8年にわたり活用する基金として、ついに11月9日から来年1月18日まで助成の募集が開始されました。助成金額は1団体50万円を上限としています。早速に問い合わせも着ているとのご報告もされました。素晴らしい遺贈寄付を有意義な形に構築されたひょうごコミュニティ財団には、拍手を送りたいと思います。また、同じ遺贈寄付に携わる立場として、遺贈寄付の思いを確実に実現につなげるため、私たちも精進したいものと心を新たにいたしました。

実際のご相談業務に当たっておりますと、まだまだ難しい問題に突き当たります。そのたびに、私たち相談員は、ご相談者の立場を尊重できる対応方法を探そうと、懸命に取り組みます。このたびの研修と「有園博子基金」のご紹介を拝聴し、私たちもしっかり地に足をつけて、丁寧に寄付者の想いを繋ぐことを第一に、これからも遺贈寄付の業務に当たりたいと思いながら、会場を後にしました。(了)

 

2018年11月14日

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